(醤油 436~450)

○ 「こだわりの麺 しょうゆらーめん」(サンフーズ)


 ドンキで1つ65円で購入してきた製造者ではなく販売者がサンフーズといった謎のカップ麺です。サンフーズを調べてもよく解らないし、おそらく外国製なのかなと。

 そのような感じなのですが、素材から製法までこだわった麺づくりといったことが書いてあります。本当にそうなのかといった疑問が頭をかすめる不思議な存在ですね。

 お湯を入れて3分、蓋を開けてよくかき混ぜれば完成。スープの出汁の風味よりも油揚げ麺独特の香りがしてくるとともに、たっぷりのワカメが目の前に現れました。

 早速、スープを一口いただきます。サッパリとした口当たりとなっており、チキンエキスと野菜の甘みが合わさったような味わいで、醤油の加減は抑え目となっています。

 具はワカメ、タマゴ、ゴマ、長ネギの4種類となっており、ワカメはボリュームがあって噛むほどに風味が良くなり、タマゴは硬めでちょっと甘い味付けになっています。

 麺はスナック麺タイプとなっており、素材はともかくどんな製法にこだわったのかが伝わってこなく、どちらかというと懐かしさを感じさせてくれる風味と味わいですね。

 初期の油揚げ麺のような味わいとサッパリとしたスープの組み合わせとなっている一品。スープの製造者が国内となっているので小さな会社が作ったものかもしれません。



















○ 「KING CUP 昭和の味わい 中華そば」(サンヨー食品)


 大盛りでも物足りなく、もっと手軽にたくさん食べたいといったリクエストに応えて誕生したKING CUPから昭和の味わい中華そばが登場しました。

 平成のラーメンはいろんなスープと具材の組み合わせで個性的なものが多いのですが昭和の中華そばは素朴な味わいです。そんな味わいがどんな風に再現できているのか。

 お湯を入れて3分、蓋を開けて仕上げの小袋を入れてよくかき混ぜれば完成。鶏ガラの香りだけではなくメンマの香りもはっきりとしてくるのが懐かしい感じですね。

 早速、スープを一口いただきます。サッパリとした口当たりとなっており鶏ガラの旨みと野菜の甘みが絶妙な感じで合わさっているのが解り醤油も控えめとなっています。

 具は豚肉、メンマ、ナルト、長ネギの4種類となっており、豚肉は柔らかくて醤油ベースの味付けとなっていて噛むほどに味わいが良く、メンマは食感がとても良いです。

 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺となっており、気持ち太目となっているので喉越しの良さとモチモチ感があるとともにお腹も満足するくらいのボリュームがあります。

 誰からも親しまれるような味わいのあるスープとお腹が一杯になるくらいにたっぷりと入っている麺を楽しむことが出来る一品。迫力ある縦型カップとなっています。



















○ 「しょうゆヌードル ベーシックな醤油味」(トライアル)


 ずっと、ず~っと、低価格。といったフレーズの激安スーパーとしてお馴染みとなっているトライアルのカップ麺がシンプル過ぎるデザインからリニューアルしました。

 出来上がりをイメージした画像付きとなったので美味しそうだなと思えるようになりました。以前のものだと画像が一切無かったので食欲をそそらなかったですからね。

 お湯を入れて3分、蓋を開けてよくかき混ぜれば完成。醤油味のカップ麺として懐かしさを感じる香りがしてくるとともに、彩り豊かな具材が目の前に現れました。

 早速、スープを一口いただきます。スッキリとした口当たりとなっており、和風というよりベーコンの風味が広がるので洋風の醤油スープといった味わいとなっています。

 具は挽肉もどき、タマゴ、キャベツ、ニンジン、長ネギの5種類となっており、挽肉もどきは大豆で出来ているので淡白な味わいで、タマゴは硬めで甘い味付けです。

 麺はスナック麺タイプとなっており、韓国製というのがよく解るちぢれ感と硬めの食感があるとともに、スープがしっかりと絡むので思ったよりも美味しくいただけます。

 ベーコンの風味が効いている醤油味スープと特徴ある麺のコラボを楽しむことが出来る一品。1個69円というお安さから考えるとお買得の一杯だと思いました。




















○ 「本気盛 優勝 山形新旬屋麺 醤油味 今昔鶏中華物語」(マルちゃん)


 本気盛と書いてマジモリと読むこのシリーズもお馴染みとなってきましたが、最強の次世代ラーメン決定戦の優勝と準優勝の味を再現するのもお馴染みとなってきました。

 今回は第3回の優勝である山形新旬屋麺の醤油味を再現してくれました。延べ97万票が選びだした最も美味しいとされる渾身の一杯とはどんな感じなのでしょうか。

 お湯を入れて3分、蓋を開けて特製油を入れてよくかき混ぜれば完成。鶏の出汁がしっかり効いているというのがよく解る香りがしてくるので食欲をそそられましたね。

 早速、スープを一口いただきます。サッパリとした舌触りとなっていますが鶏の旨みというのがスープに染みているというのがよく伝わり、醤油の加減も丁度いいです。

 具は鶏肉、ナルト、メンマ、長ネギの4種類となっており、鶏肉は胸肉の塊のようですので歯応えと味わいが良く、メンマは風味の良さと歯ごたえのある食感があります。

 麺はスナック麺タイプとなっていますが芯の強さがしっかりとあるので喉越しの良さを感じることができ、鶏の風味が効いたスープが絡むので美味しくいただけます。

 サッパリとした中にも鶏のコクと旨みがあるスープが間違いなく心に残るような一品。凝りに凝ったスープではなくこだわりのあるスープで優勝というのがよく解ります。




















○ 「PREMIER ラ王 三枚焼豚 絶品背脂丸鶏コク醤油」(日清)


 香り、食感、極上ストレート麺ということで、カップラーメンの王に君臨していると言っても過言ではないラ王。焼豚が三枚入っているPREMIERの登場です。

 今回は、絶品背脂丸鶏コク醤油ということで鶏の旨みというのを全面に押し出しています。絶品と言い切ることができるその味わいとはどんな感じなのか楽しみですね。

 お湯を入れて5分、蓋を開けて液体スープを入れてよくかき混ぜれば完成。鶏だしの良い香りがしてくるとともに芳醇そうな醤油の香りもしてきて食欲をそそられました。

 早速、スープを一口いただきます。思っていた以上に脂っこさがなく鶏の風味が口一杯に広がる感じで、醤油はそれほど濃いといった感じではないので飲みやすいです。

 具は焼豚、長ネギの2種類なのですが焼豚は3枚入っており、大きくて分厚いだけじゃなくジューシーでいて本格的な肉の旨みがあるので食べると嬉しくなってきます。

 麺は滑らかな舌触りでモチモチとした食感があり、生麺のような美味しさとなっているので本格スープと一緒にいただくとこれ以上ないといった美味しさになってます。

 鶏の本格的な風味と生麺のような食感のある麺に加え、最上級の旨みのある焼豚が3枚も入っている贅沢な一品。食べて良かったと思える数少ない一杯となっています。















○ 「米粉倶楽部 米粉入りラーメン しょうゆ味 ワンタン入り」(マルちゃん)


 麺の小麦粉の10%を国産米粉に置き換えたという食料自給率アップにつながる画期的なカップ麺の登場。その名も米粉倶楽部米粉入りラーメンしょうゆ味です。

 麺だけではなくパンにも用いられている米粉はこれからの食に欠かせないものになるでしょう。そんな米粉を手軽に食べることができるというのが良い発想だと思います。

 お湯を入れて3分、蓋を開けて粉末スープを入れてよくかき混ぜれば完成。カップ麺の醤油味といえばこんな感じといったくらいのお馴染みの香りが漂ってきましたね。

 早速、スープを一口いただきます。スッキリとした口当たりでポークエキスと醤油の合わさった味わいがあるとともに香辛料も効いているのでとても美味しいと思います。

 具はワンタン、メンマ、長ネギの3種類となっており、ワンタンはつるっとしたしたざわりで柔らかめの生地の中に旨みのある餡が入っているので美味しくいただけます。

 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺となっていますが米粉が練りこまれているのでモチモチとした食感があり、小麦だけの味わいよりもサッパリとしている感じがします。

 食感の心地よさががある麺と味わいのあるワンタンに加えて懐かしさを感じるスープを堪能することができる一品。米粉を増やすとどんな味わいになるのか気になります。





















○ 「旭川名店の味 旭川ラーメン 梅光軒 本店 醤油味」(とかち麺工房)


 全国各地の名店の味わいを忠実に再現していることでお馴染みとなっている名店の味シリーズから旭川の名店の味として旭川ラーメンの梅光軒本店の醤油味です。

 北海道の三大ラーメンといえば札幌の味噌ラーメン、函館の塩ラーメン、そして旭川の醤油ラーメンとなっていますが、その旭川ラーメンの代表的な有名ラーメン店です。

 お湯を入れて4分、蓋を開けて特製スープを入れてよくかき混ぜてからレトルト具材を乗せれば完成。豚骨スープのような良い香りと醤油のとても良い香りがしました。

 早速、スープを一口いただきます。口に含むと濃厚な味わいのような感じがするものの直ぐにスッキリとした後に引かない味わいとなっていて醤油の加減も丁度良いです。

 具はチャーシュー、メンマ、長ネギの3種類。チャーシューはレトルト具材ということでジューシーで肉の旨みもよく解り、メンマも大きくて味わいも格別となってます。

 麺は氷結乾燥ノンフライ麺となっており、滑らかな舌触りと瑞々しさがあるような感じで、芯の強さもしっかりとしているので喉越しの良さも楽しむことができますね。

 飽きのこない旨みのあるスープと本格的なレトルト具材、そして食感が抜群の麺の組み合わせを堪能することができる一品。名店の名にふさわしい美味しさとなってます。


















○ 「浅草開化楼カラス 我流乱刃麺 黒胡椒醤油味」(明星)


 お客様が忘れられない心に残る麺をつくる。製麺に対するこんな姿勢を貫き通している浅草開花楼の営業担当であってプロレスラーであるカラスがお届けする一杯です。

 その名も我流乱刃麺 黒胡椒醤油味ということで、細麺と太麺が入り乱れているとのことです。カリスマ製麺師が表現するその味わいとはどんな感じなのか楽しみですね。

 お湯を入れて5分、蓋を開けて粉末スープと液体スープを入れてよくかき混ぜてから最後にあと乗せかやくを入れたら完成。黒胡椒のとても良い香りが漂ってきました。

 早速、スープを一口いただきます。黒胡椒の風味とキレのある辛さがあり、少し濃いめの醤油味となっていますが不思議とすんなりと入ってくる味わいとなっています。

 具はチャーシュー、メンマ、タマネギ、長ネギの4種類となっていますが、タマネギはフライとノーマルの2種類となっていてそれぞれの良い風味と味わいを楽しめます。

 麺はノンフライのちぢれ麺となっており、うどんのように幅広いものから普通の太さのものまであるので様々な食感を一度に堪能することができるようになっています。

 黒胡椒の風味と醤油の味わいが心地良いスープと食感のバラエティさを楽しめる麺のコラボが印象的な一品。インパクトのある味わいはまさに大人向けのものでしょう。



















○ 「評判屋 わかめラーメン ごま油香るしょうゆ味」(明星)


 確かな美味しさで口コミで評判になるラーメン店が提供しているような一杯を楽しめそうな評判屋シリーズからわかめラーメンのごま油香るしょうゆ味の登場です。

 ノーマルな醤油ラーメンではなくごま油が入っているというのが特長的のようです。新ノンフライ細麺と風味豊かなスープのコラボはどんな感じなのか楽しみですね。

 お湯を入れて4分、蓋を開けて液体スープを入れてよくかき混ぜれば完成。ごま油の香りとともにワカメの香りもしてくるので、ついつい中華スープを思い出しました。

 早速、スープを一口いただきます。スッキリとした口当たりとなっており、香り同様にごま油の風味が広がるとともにチキンと魚介の味わいもしてくるといった感じです。

 具はワカメ、コーン、カニかま、ゴマ、長ネギの5種類となっており、ワカメはタップリと入っているので食べごたえがあり、小さなゴマは存在感がとてもあります。

 麺はノンフライのややちぢれ麺となっており、表面はツルツルとしていて中身はモチモチといった食感で、噛みしめると卵の風味が滲み出てくるような感じとなってます。

 ごま油の風味の良さとモチモチ麺に加えてワカメの味わいを堪能することができる一品。美味しさだけでなく259キロカロリーというヘルシーさも魅力的です。



















○ 「池袋大勝軒 幻の広東麺 職人道60周年」(エースコック)


 人気ラーメン店が軒を連ねるようになりましたが、その人気ラーメン店の先駆けともいえる池袋大勝軒の山岸氏が職人道60周年ということで記念の一杯が登場しました。

 その名も幻の広東麺ということで、創業当時にファンを魅了した幻のメニューとのことです。そのような一杯を家に居ながらいただけるというのが本当にうれしいですね。

 お湯を入れて3分、蓋を開けて調味油を入れてよくかき混ぜれば完成。ごま油と野菜が合わさったような香りがしてくるとともに、たっぷり野菜が目の前に現れました。

 早速、スープを一口いただきます。スッキリとした口当たりでとろみのあるのがよく解るとともに魚介と醤油と野菜の旨みが詰まっているのがよく解るような味わいです。

 具は豚肉、イカ、ナルト、キャベツ、キクラゲ、ニンジンの6種類となっており、豚肉は歯応えがあって薄味なのですが噛みしめるほどに肉の旨みが良く伝わってきます。

 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺となっており、そとは柔らかめで中はしっかりとした硬さがあるので喉越しの良さを楽しむことができ、ボリュームも十分すぎますね。

 味わい深いのに懐かしさを感じることができるスープとボリュームのある具材と麺を堪能することができる一品。いつまでも残しておきたいと思える美味しさです。


















○ 「スーパーカップ 背脂醤油」(エースコック)



 美味しくてボリュームがあるのでお腹も満足することできるということで長きに渡って愛されているスーパーカップシリーズから大人の雰囲気が漂う背脂醤油の登場です。

 コクのある背脂が効いた深みのある醤油スープといったことが書いてあります。背脂の風味と味わいがどのくらい効いているのか、その完成度の高さに期待したいです。

 お湯を入れて3分、蓋を開けて液体スープを入れてよくかき混ぜれば完成。背脂特有の甘い香りが漂ってくるとともに醤油の良い香りもしてくるので食欲をそそられます。

 早速、スープを一口いただきます。背脂のおかげで滑らかな口当たりとなっており、風味の良さとコク深さがあるのがよく解り、醤油の良い味わいも堪能できる感じです。

 具はチャーシュー、唐辛子、長ネギの3種類となっており、チャーシューは硬めとなっていますが噛むほどに味わいが良くなる感じで、長ネギは大きめで風味が良いです。

 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺となっていますが、ガーリックとオニオンのミストが吹き付けられているので味わいが良くモチモチとした食感がとても心地良いです。

 背脂の風味とコク深さを楽しむことができるスープとボリュームと旨みのある麺のコラボを楽しむことができる一品。最後の一滴まで背脂を堪能することができました。



















○ 「ラ王 吉本芸人 北見玉ねぎ 背脂濃コク醤油」(日清)


 完成度の高いカップ麺としてお馴染みのラ王と、よしもと「あなたの街に”住みます”プロジェクト」のコラボ企画として登場した北見玉ねぎ背脂濃コク醤油です。

 ラ王に合う食材ナンバーワンとして、トータルテンボスが北見玉ねぎを推薦したというものです。食材の宝庫北海道でも有名な北見玉ねぎとの相性の良さはどんな感じか。

 お湯を入れて5分、蓋を開けて粉末スープと液体スープを入れてよくかき混ぜれば完成。チキンとポークと背脂の合わさった良い香りがしてくるので食欲をそそられます。
 
 早速、スープを一口いただきます。口に含んだ瞬間に背脂の風味の良さが広がってくるとともに、スープのエキスをしっかりと味わうことができ、玉ねぎの風味もします。

 具はチャーシュー、玉ねぎ、長ネギの3種類となっており、ジューシーでメチャうまなチャーシューも良いのですが北見玉ねぎの甘さと食感の良さがとても良い感じです。

 麺はノンフライのややちぢれ麺となっており、滑らかな舌触りで表面は柔らかいのに中身は芯がしっかりとしていて小麦自体の味わいというのを堪能することができます。

 風味と味わいのあるスープと一緒になった北見玉ねぎの旨みと食感を心地よく楽しむことができる一品。背脂の風味ともよく合うまさにナンバーワンの食材でした。


















○ 「有名店が推す一杯 頑者 濃厚魚介醤油」(日清)


 有名ラーメン店が自身の店以外で美味しい店として推薦できるラーメン店をリレー方式で推薦していくことでお馴染みになってきたシリーズから頑者の登場です。

 何しろ有名ラーメン店の店主が推薦する店なのですから味に間違いはありません。無鉄砲の店主が旨いとお勧めする濃厚魚介豚骨の味わいとはどんな感じなのでしょうか。

 お湯を入れて5分、蓋を開けて調味油を入れてよくかき混ぜれば完成。魚介の食欲をそそるような香りがしてくるとともに、濃厚そうなスープが目の前に現れましたね。

 早速、そのスープを一口いただきます。脂っこさがないのでスッキリとした舌触りとなっており、ハッキリとした魚介の旨みと醤油の味わいというのがしっかり解ります。

 具は豚肉、ナルト、メンマ、長ネギの4種類となっており、豚肉は魚介の風味が染みているのですが噛むほどに肉の旨みを味わえ、メンマはコリッとした食感が良いです。

 麺は縦型カップとして想像していた域を超えているような本格的な食感があるものとなっており、滑らかな舌触りと喉越しの良いストレートな感じもなかなか好印象です。

 魚介の風味がしっかりと効いているスープとコシの強さが特長的な麺の組み合わせを心地良く楽しむことができる一品。濃厚なスープの味わいはまさにお勧めです。



















○ 「スープが旨い!魚介しょうゆラーメン」(エースコック)


 本格的な旨みのあるスープを手軽にいただくことができることでお馴染みとなっているスープが旨い!シリーズから魚介風味が決め手の魚介しょうゆラーメンの登場です。

 チキンベースのまろやかなスープに煮干を利かせた特徴的な味わいといったことが蓋に書いてあります。チキンと煮干しを組み合わせた味わいはどんな感じでしょうか。

 お湯を入れて4分、蓋を開けて液体スープを入れてよくかき混ぜれば完成。煮干しの風味がしっかりと主張しているとともに、脂っこそうなスープが目の前に現れました。

 早速、スープを一口いただきます。見た目よりも脂っこくないといった感じで、口一杯に煮干しの風味が広がるとともに濃厚なチキンエキスを堪能することができます。

 具は挽肉、メンマ、長ネギの3種類となっており、挽肉は肉とは思えないような柔らかさとなっていて薄めの味付けで、メンマは食感が良くて独特の風味がありますね。

 麺はノンフライのややちぢれ麺となっており、モチモチとした食感が心地良さを生んでくれ、気持ち細めとなっているので濃厚なスープが麺にしっかりと絡んでくれます。

 煮干しの風味がしっかりと効いている濃厚スープと心地良い食感を堪能することができる麺の組み合わせが印象に残るような一品。煮干し好きにはたまらない一杯です。



















○ 「究麺 コク醤油」(明星)


 独自の製法を用いて食感を突きつめた麺としてお馴染みとなっている究麺(きわめん)から、スープに対してもこだわりを追究した一杯としてコク醤油が登場しました。

 鶏と野菜の旨みを合わせたコクのあるスープといったことがパッケージに書いてありました。食感が豊かな麺とこだわりのあるスープのコラボはどんな感動を生むのか。

 お湯を入れて5分、蓋を開けて粉末スープと液体スープを入れてよくかき混ぜてから焼き海苔を添えれば完成。鶏の風味とともに芳醇な醤油の香りが漂ってきました。

 早速、スープを一口いただきます。鶏のエキスが利いていて醤油のしっかりとした味わいがあるのがよく解り、濃い味の中に野菜の甘みというのも出ている感じですね。

 具はチャーシュー、メンマ、焼き海苔、長ネギの4種類となっており、チャーシューは大きくて厚みもまあまあで噛みしめるほどに旨みが染み出てくるので美味しいです。

 麺はノンフライのややちぢれ麺となっており、滑らかな舌触りだけではなく究麺というだけあってモチモチとした食感は格別なものとなっているのがよく伝わってきます。

 濃いめの醤油味のインパクトも過ごしのですがそのスープに負けないくらいの仕上がりの良さが格別の麺が印象に残る一品。さすがいい仕事をしているといった感じです。

















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